働くお母さんなら一度は聞いたことのあることば「マミートラック」。
ネガティブな言葉として知られています。
わたしは勘違いしていたのですが、マミートラックとは働き方のひとつだそう。
こちらのサイトによると、マミートラックとはこういうことです。
「マミートラック」とは、子どもを持つ女性の働き方のひとつで、仕事と子育ての両立はできるものの、昇進・昇格とは縁遠いキャリアコースのことです。
職場の男女均等支援や仕事と育児の両立支援が十分でない場合、ワーキングマザーは往々にして補助的な職種や分野で、時短勤務を利用して働くようなキャリアを選ばざるをえなくなり、不本意ながら出世コースから外れたマミートラックに乗ってしまうことが少なくありません。
コトバンクより
働くお母さんと言っても、状況はひとそれぞれ。
全ての人が「子供ができる以前と同じように働きたい」、というわけではありません。
では、この「マミートラック」という働き方のメリットとデメリットを見ていきましょう。
「マミートラック」という働き方が合っている人とは
「マミートラック」というと、あまり良い意味で使われないのですが、それでもメリットはあります。
それは、より家庭に重きをおける働き方ができるということです。
- 仕事は嫌いではないけれど、ほどほどでよい。
- むしろお金があるのならやめても良いくらい。
- 本当はもっと子供と一緒にいたい。
こういう人にとって「マミートラック」という働き方はちょうど良いのではないでしょうか。
その証拠にYahooの検索で「マミートラック」と入力すると「乗りたい」と予測検索が出るんですよ。
必ずしも子供がいなかった時と同じように働きたい!という人ばかりではないんです。
「マミートラック」という働き方が嫌、という人はどういう人か
次に、「マミートラック」という働き方が合わない人を考えてみましょう。
まず思いつくのが、「がっつり働きたい、出世したいという人」ですね。
責任のある仕事がしたい人だったり、出世したい人にとっては、あまり責任のない仕事というのはつまらないものだと思います。
本当はもっと責任のある仕事がしたいのに…というフラストレーションがたまる要因でもあります。
「マミートラック」という働き方のメリットとデメリット
■マミートラックという働き方のメリット
- 子供と一緒にいる時間が増やせる可能性がある
- 責任の重い仕事をしなくてもよい
- より家庭に重きをおける
■マミートラックという働き方のデメリット
- 子供がいない時と同じように働きたい人にとっては、物足りない
- 出世が遠のく
- やりがいのある仕事を任せてもらうことが減る・なくなる
- 収入が減る
ご覧のように、決してデメリットばかりではないということがわかると思います。
独身の人も既婚の人も、そして子供がいる方もいない方も。
働き方はひとつではありません。
なので、「一歩引いた働き方をする選択」もあるんだよ、ということを知っておくだけでも、今後の助けになるのではないでしょうか。
気持ちが楽になるかもしれないですね。
「マミートラック」もしっかりとしたひとつの働き方。
けっして悪い物ではありません。
けれど、不本意にマミートラックに乗らないといけなくなった時はどうすればよいのか。
その対処法については、後日書きたいと思います。
追記:書きました~
