コーヒーを自宅で手軽においしく飲めるコーヒーメーカー。最近はいろいろな種類が出ていますよね。
ネスプレッソとネスカフェバリスタ。
どちらも簡単にコーヒーが作れるんだろうけど、何が違うんだろう?
そして自分に一番合うコーヒーメーカーってどっちかな?
こういうお悩みを持つ方に、家で両方のコーヒーメーカーを使っているわたしが、メリット・デメリットと一緒にそれぞれのコーヒーメーカーがどんな人に合うかを説明したいと思います。
まず、私が使っているコーヒーメーカーはこれです。
わたしは元々ネスプレッソのみを使用していたのですが、最近ネスカフェバリスタを追加しました。
まず結論として、それぞれこんな人にお勧めします。
■ネスプレッソをお勧めしたいのは、こんな人■
- 価格よりも味を求める人
- いろいろな味を楽しみたい人
- お手入れなどの手間を最大限に省きたい人
■ネスカフェバリスタをお勧めしたいのは、こんな人■
- 小さな子どもがいる人
- 「安さ」と「ある程度の手軽さ・味」を求める人
- ひとつの味を長く楽しみたい人
あなたはどちらに当てはまりますか?
簡単にどんな人にお勧めかまとめたのですが、ポイントを絞って詳細を説明します。
ネスプレッソとネスカフェバリスタ、こんな違いがあります
ネスプレッソとネスカフェバリスタ。よく似た名前で、しかもどちらもコーヒーメーカー。
実はこの2つは同じ会社なのですが、何がどう違うか知っている人は少ないのではないでしょうか。
比較する大きなポイントは、「お金」「味」「お手入れの手軽さ」だと思うのですが、それにプラスして「給水タンク」「コーヒー抽出後の水滴」などについても比較します。
本体の金額
本体の金額は、ネスカフェバリスタの方が安いです。
しかもネスカフェバリスタはよくキャンペーンも行われているようですね。
ネットショップだけでなく、普通にスーパーやホームセンター、そして家電量販店でも購入できるのがネスカフェバリスタの強みですね。
対してネスプレッソは、約2倍ほどのお値段がします。
上位タイプを選ぶと、その差はもっと大きくなるでしょう。
また、同様に家電量販店で購入できるのですが、さすがにスーパーやホームセンターでは見かけたことがありません。
購入のハードルが低いのが、ネスカフェバリスタの魅力でもあります。
とにかく安く本体を購入したい!という人にはネスカフェバリスタをお勧めします。
※ただし、コーヒーを定期購入すればどちらも本体が無料になります!
たくさんコーヒーを飲むご家庭は、ぜひ活用してみてくださいね。
我が家は定期購入が嫌いなので、ネスプレッソは家電量販店、ネスカフェバリスタはホームセンターで購入しました。
コーヒー粉の金額と入手方法
コーヒー粉も、ネスカフェバリスタの方が安いですね。
しかもネスカフェバリスタの粉はスーパーでも売っているので、スーパーの特売日に合わせればもっと安く手に入れることができます。
安く購入しやすいのがポイントですね。思い立ったらすぐに購入できるのが嬉しいところです。
ネスプレッソの方は、専門店やネットショップでしか購入できません。
とはいえ、17時までに注文すると翌日には届くというありがたいシステムです。
…ですが、実は17時以降に注文しても翌日に届いたことが何度かありました。
これは引きこもりにはありがたいシステムです。
わたしはいつもその都度購入しているのですが、どちらも定期購入すると安くなるシステムのようですね。
やはり「金額」に関するポイントは、ネスカフェバリスタの方がお得です。
味
味はやはり価格が高いだけあって、ネスプレッソの勝利です。
費用対効果というか、価格に対する味もネスプレッソの方が良いとわたしは感じました。
特にネスプレッソのカフェインレスコーヒーの味はかなり優秀で、妊娠中・授乳中にとてもお世話になりましたね。それはこちらの記事でも紹介しています。
味の種類もネスプレッソの方が多いです。
ネスプレッソ:25種類+季節ごとの限定商品数種類…うちカフェインレス4種類
ネスカフェバリスタ:10種類…うちカフェインレス1種類
いろいろな味を楽しみたい人には、ネスプレッソをお勧めします。
毎回違う味を楽しむ、ということもできるのがいいですね。
お手入れの簡単さ
お手入れは、ネスプレッソの方が簡単です。
ネスプレッソ…ボタンひとつ押せばOK
ネスカフェバリスタ…コーヒー粉を入れるタンクを洗うのがちょっと手間。それ以外はボタンひとつ押せばOK
ネスカフェバリスタはもうひとつ注意点があり、コーヒー粉を入れるタンクは洗った後、完全に乾かさないといけません。でないと、コーヒー粉がタンクの中で溶けてしまうからです。
ただ毎回タンクを掃除する必要はなく、たまに掃除するという感じのようです。
実際数か月使ってみたところ、掃除なしでそのままでも問題なさそうでした。
もちろんきちんと自分で判断していただく必要はあるのですが、コーヒー粉しか入れない場所なのでそこまで汚れません。
コーヒー粉のタンクはこんな感じで、きちんと注意書きも書かれています。
ネスプレッソの「ボタンひとつでOK」というのは、忙しい方にはとてもありがたいのではないでしょうか。
こういうマシンは「機能はよいけれどお手入れが面倒」という物が結構あります。
わたしはそれで購入を見送ったものがたくさんあるのですが、ネスプレッソの簡単さには驚きました。
これならズボラさんでも本体を綺麗に保つことができますね。
給水タンク
給水タンクは、それぞれこんな感じになっています。
■ネスプレッソ
ちょっとぼやけてしまったのですが、赤い本体の横にある透明な筒状のものが、ネスプレッソの給水タンクです。
コーヒーの量にもよるのですが、1回の給水で5杯~6杯ほどのコーヒーが作れます。
■ネスカフェバリスタ
本体のうしろにあるのが、ネスカフェバリスタの給水タンクです。
タンクの大きさは、こちらの方が小さいですね。その分省スペースです。
ただ、小さい分給水する頻度はこちらの方が多くなり、1回の給水で4杯ほどの量になります。
給水の回数をできる限り少なくしたい、という人はネスプレッソ。
給水の回数は少なくてもよいので省スペースがよい、という人はネスカフェバリスタがいいでしょう。
コーヒー抽出後の水滴
どちらのコーヒーメーカーも、下に水滴を受ける物があります。
しかし、ネスプレッソの方はほとんど水滴が落ちないので使うことはありません。
というのも、コーヒー粉が入ったカプセルが下に落ちると、基本的に水滴が落ちない仕組みになっているからです。
ただ、ネスカフェバリスタの方はコーヒー抽出完了後も、たまに水滴が落ちてきます。
下に水滴を受けるものがあるから大丈夫と思いがちですが、背の高いマグカップなどを使う際はこの受皿を取ってコーヒーを作るので注意が必要です。
あ、水滴が下に落ちてしまった!とならないように、終わったからと言ってすぐにカップを取らない方が賢明です。
やはりネスプレッソは本体価格が高い分、こういう細かいところまで気を配っているな~という印象でした。
見落としがちな注意点
まずネスプレッソの注意点はこちら。
- コーヒー粉の入っているカプセルを、子どもが口に入れる可能性がある
これはわたしも盲点で、子どもが口に入れるという考えが頭にありませんでした。
大きさ的に飲み込むことはできないものの、口には入る大きさ。
我が家でも息子が口に入れて自分で出すことができなくなり、右往左往していたということがありました。
手の届く場所には置いていなかったのですが、1個だけ落ちてしまい、それを息子が拾って口に入れたのです。
実はネスカフェバリスタを購入したきっかけというのが、この事故。
なので、小さい子どもがいるご家庭では、ネスプレッソのカプセルは要注意です。
一方ネスカフェバリスタの注意点はこちらです。
- コーヒータンクに粉を入れる仕組みのため、タンクの粉が無くなるまで別の味を飲めない
ネスプレッソのように1杯ずつ梱包されているわけではなく、タンクに粉を入れる方法なので、入れた粉が無くなるまで別の粉を入れられません。
なので、1回入れた粉が無くなるまではずっと同じ味のコーヒーを飲み続けなければいけません。
粉の入れ替えをすれば別の味を楽しめるのですが、かなり面倒なので現実的ではないですね。
例えば家族で使っている場合。
旦那さんが普通のコーヒーを飲みたくて、奥さんが妊娠中なのでカフェインレスのコーヒーを飲みたいという場合でも、どちらか片方しか飲めません。
ただ、同じ味でも別に気にしない人であれば、もちろん問題はなし。
いろいろな味を楽しみたい、という人はこのポイントは見落としがちなので要注意です。
ネスプレッソが合う人はこんな人
さて、いろいろ比較してきましたがネスプレッソが合う人を再度まとめてみましょう。
■ネスプレッソをお勧めしたいのは、こんな人■
- 価格よりも味を求める人
- いろいろな味を楽しみたい人
- お手入れなどの手間を最大限に省きたい人
ネスプレッソの強みは「味」です。
多少金額が高くても、味は期待を裏切りません。
そして高いと言っても、コンビニのコーヒーや缶コーヒーに比べると1杯あたりの金額は安いんです。
そして種類も豊富。カフェインレスコーヒーの種類が多いのが、わたしとしては嬉しかったです。
以上より、ネスプレッソは手軽に本格的な味を楽しみたい人におすすめします。
ネスカフェバリスタが合う人はこんな人
そしてネスカフェバリスタが合う人はこのような人です。
■ネスカフェバリスタをお勧めしたいのは、こんな人■
- 小さな子どもがいる人
- 「安さ」と「ある程度の手軽さ・味」を求める人
- ひとつの味を長く楽しみたい人
ネスカフェバリスタのポイントは「金額」です。
本体価格・コーヒー粉の価格ともに、ネスプレッソよりも安いので気軽に購入できます。
また、売っている場所もネスプレッソよりも多いので、思い立った時にすぐに購入できるのがポイントです。
もちろん味もネスプレッソには劣るものの普通に毎日楽しめて、かつ種類もある程度そろっているので満足度は高い物です。
そして最大のポイントが、小さな子どもがいても安心というところ。
ネスプレッソのように、カプセルを口に入れてしまうということはありません。
本体を手の届かない場所に置いていれば、危険ポイントはゼロ。
子どもがいる人、気軽に安価でおいしいコーヒーを飲む人に、ネスカフェバリスタをおすすめします。
まとめ
それでは、それぞれの特徴をまとめます。
それぞれ特徴があるのですが、このような人たちにお勧めします。
■ネスプレッソをお勧めしたいのは、こんな人■
- 価格よりも味を求める人
- いろいろな味を楽しみたい人
- お手入れなどの手間を最大限に省きたい人
■ネスカフェバリスタをお勧めしたいのは、こんな人■
- 小さな子どもがいる人
- 「安さ」と「ある程度の手軽さ・味」を求める人
- ひとつの味を長く楽しみたい人
自分に合ったコーヒーメーカーで、楽しく毎日のコーヒー生活を送ってくださいね。
わたしはもうこの2台は手放せません!