よし、これから食生活をかえよう!
でもどうやったらいいのかな?有機野菜や無農薬野菜って高いし…。
これは、私が妊娠したときに悩んだことです。
今まで結構適当な食生活を送ってたんですよね。
ジャンクフード大好き。ファストフード大好き。
でももう一人の身体じゃないから、せめて今からちゃんとした食事をとりたいな~と思ったのですが、じゃあ何から変えればよいか悩みました。
私がいろいろ試した結果、結論からいうと
- 塩
- しょう油
- 味噌
- お酢
- 砂糖
- 油
この6点を、変えることでした。
お金をかけずに
しかも簡単に
食生活を変えたい
健康的な食生活は、調味料を変えるのが一番です
栄養がある食材を選んだり、有機野菜の宅配をしたり、サプリメントを取ったり。
いろいろやってみたのですが、全く続きませんでした。
理由は
- お金が続かなかった
- やる気が続かなかった(サプリメント嫌い)
- 面倒になった(手の込んだ料理できない)
食事って、生きている限りずっと続くものです。
なので、継続できない物はアウト。
そんな時に出会ったのが、この本でした。
いまでも愛読しているのですが、正直、目からうろこでしたね。
こういう本にありがちな「こうしないといけない!」という強制的なものは一切ありません。
できる範囲でいいんだよ~というゆるい感じが私にあいました。
わたしがこの本で学んだのは、健康的な食生活を送るには何よりもまず「調味料」を変えるとよい、ということです。
調味料とは、この6つです。
- 塩
- しょう油
- 味噌
- お酢
- 油
いわゆる調味料の「さしすせそ」プラス1ですね。
それぞれ「こういうのがいいよ~」という基準はあるのですが、書き出すと長くなりすぎるので、また別記事でご紹介したいと思います。
調べれば調べるほど、奥が深いんですよ。
安いものと高いもの。何が違うかもはっきりわかるようになりました。
なぜ、「調味料を変える」のが健康的な食生活に一番と思ったか
さて、なぜ調味料を変えるのが一番かと思った理由はというと
- 素材(野菜とかお米とか)を変えるよりお金がかからない
- 味の調節は自分でできるので、飽きないし続けられる
- 日本人にピッタリ
- 人工的なものじゃないので、身体に取り入れやすい
- もちろん栄養はたっぷり!しかもおいしい
これだけメリットがあるならば、取り入れない理由はほとんどありません。
デメリットあるとしたらひとつだけだと思っています。
それは
「安い調味料を選ぶより、お金がかかること」
これ1点です。
あと、よく「海外セレブが愛用!スーパーフード!」というふれこみで話題になっている食べ物があるのですが、それがイコール日本人に合うかというと、そうでもないようです。
日本人は、日本の食べ物が合う。
これには理由があって、昔から日本人がとっていた食べ物に体が順応した結果なんです。
昔から日本にあるもの、すなわちこの6つの調味料が日本人に合うのは当たり前なんですね。
だから私はこの「調味料を変える」という選択肢を選びました。
やっぱり先人の知恵はすばらしい
昔からずっと残っているものというのは、それなりに理由があります。
人体もそうです。
体毛って、どんどんなくなっていますよね?
それと同じです。必要だから残っているし、不要ならなくなっていくんです。
昔にあって今にない物を考えてみてください。
そう思うと、昔から今でも残っているものというのはそれだけで素晴らしい物とおもいませんか?
上でご紹介した調味料というのは、ずっと昔から日本で使われてきたものばかり。
身体によくないはずがないんですよね。
調味料ってけっこう地味な存在なので、わたしはすっかり忘れていました。
昔って今より確実に医療も悪くて、そもそも食事も満足にとれないこともある、という状態なのに、それなりに寿命って長くないですか?
その理由のひとつが、この「調味料の存在」だとわたしは思っています。
野菜など素材を変えるのもいいけれど、結構お金がかかるんです。じゃあ調味料は?
健康的な食生活、というとまず「有機野菜!」「無農薬野菜!」と考えがちです。
そう、わたしがそうでした。
でも想像以上によいと言われている野菜って高いんですよね。
そして種類も多いです。
毎日全部揃えようと思うと、びっくりする金額になるんですよね。確実に食費がアップ!
私のような中途半端な層にとっては、デメリットが大きすぎですね。
確かに調味料もよいものに変えるとなるとそれなりにお金がかかります。
でもね、1度買ったらしばらくは使えます。
野菜のように、常に買わないといけない、ということもありません。
お財布にとっては、野菜をいいものに変えるよりも、調味料を買えるほうがやさしいです。
そりゃ、野菜も全部いい物に変えられる人は変えたらいいんです。
でも、わたしはそこまでお金がだせません。
いくら健康に良いとわかっていても、お金が続かなければダメ。
結局は途中で挫折してしまいます。
そういうわけでわたしは、野菜は普通のスーパーに売っているものを買って、調味料を変えました。
価格が違う理由
同じしょう油でも、高いしょう油と安いしょう油がありますよね。
その違いって何か知ってますか?
違いは原材料ではありません。
「日本産○○」を使っているもの
「有機○○」を使っているもの
「無農薬○○」を使っているもの
こういう物も価格の差に表れるのですが、一番コストがかかるのが
「時間」
って知ってました?私は知りませんでした。
そうです。ここに価格の差が表れるんです。
そして栄養のあるもの・良い物というのは「時間」がかかります。
ここは必ず覚えておいて損はないと思います。
なので、「○年熟成」とか「長期醸造」というのがよい調味料のひとつの目安になります。
決して「日本産○○使用」だからよい、というわけではありません。
価格が安いものは、たいていがすぐに作れる製法のものです。
まとめ
ながながと書いてきたので、まとめてみます。
- 健康的な食生活の第一歩は、調味料を変えること
- 調味料とは「塩」「しょう油」「味噌」「お酢」「砂糖」「油」の6つ
- 日本人にあうものは、日本でつくられたもの
- 昔ながらの製法で作られたものがベスト
- 昔ながらの製法とは、時間をかけてつくられたもの
そしてこれはすべてこの本で学びました。
一家に一冊。
健康的な生活を送りたいあなたに、ぜひおすすめします。
そして、健康的な食生活に変えたいな~というあなたへ。
ぜひ、調味料から変えていくことをおすすめします。
お勧めの調味料については、個別でご紹介しますね。
